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北京の大気汚染、17年以来のひどさ-黄砂でPM2.5濃度急上昇

更新日時
  • PM2.5は一時1立法メートル当たり680マイクログラム
  • 北京の空港では15日午前の時点で400便余りが欠航となった

中国北部の大半を襲った黄砂の影響で、北京市の大気汚染が2017年以来最悪の状況となっている。

  北京市は警報を発令。15日午前時点で大気の質を測る指数(AQI)が500と、健康に影響する緊急事態を示す水準を大きく上回った。

CHINA-ENVIRONMENT-POLLUTION-HEALTH

北京市(3月15日)

 

  北京市内は黄砂に視界が遮られ、1000メートル先を見通せない状況。中国のソーシャルメディアでは黄砂に見舞われた市内の代表的な建築物を写した写真の投稿が相次ぎ、ここ数年で最悪の黄砂だと多くのユーザーが指摘した。

  微小粒子状物質「PM2.5」は一時、1立法メートル当たり680マイクログラムと、北京の米国大使館が持つ記録によれば、17年5月以来の高水準となった。

Beijing has its worst air since 2017 as a sandstorm sweeps across northern China

  黄砂は陝西省と山西省、河北省にも広がり、内モンゴル自治区の包頭市では休校措置が取られた。ニュースサイトの界面が航空便情報アプリのフライト・マスターを引用し伝えたところでは、北京の空港では現地時間午前9時半(日本時間同10時半)時点で400便余りが欠航となった。

Beijing Sees Orange as Epic Sandstorm Coats North China in Dust

北京市内(3月15日)

  隣国モンゴルなどから飛来する黄砂は森林破壊や干ばつの一因となっており、中国政府は黄砂被害の抑制を図るため大規模な植林プロジェクトを開始している。

原題:Beijing Sees Orange as Sandstorm Brings Worst Air Since 2017 (1)(抜粋)

(最終段落を追加して更新します)
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