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きょうの国内市況(3月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は5日続伸、米金利上昇許容や経済拡大期待-海運や空運高い

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  東京株式相場は5日続伸。米長期金利急上昇への市場の許容度が高まり、景気回復が意識されて相場を押し上げた。首都圏での緊急事態宣言が来週で解除の方向とも伝わり、改めて経済活動の拡大に対する期待から空運や海運などの業種が上昇した。円安推移は自動車など輸出株を押し上げた。

  • TOPIXの終値は前日比17.67ポイント(0.9%)高の1968.73
  • 日経平均株価は49円14銭(0.2%)高の2万9766円97銭

  銀行株が高く、TOPIXを押し上げた。日経平均株価も一時マイナスに転じながら上昇を維持した。日本郵政との資本提携を発表した楽天株が大幅高だった一方、ソフトバンクグループや東京エレクトロン、アドバンテストなど値がさハイテク株は値下がりした

  水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは、米長期金利はピークを越えてグロース(成長)株への売りが止まったようにみえたとしながら「米FOMCを控えてボラティリティが高まる可能性に警戒した売りが上値を押さえている」と述べた。

  • 東証33業種では海運、空運、銀行、鉄鋼、輸送用機器が上昇率上位
  • 情報・通信、電機が下落

●長期金利低下、日銀は金利変動幅維持との見方ー超長期はオペ変更警戒

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債券市場では長期金利が低下。米国で長期金利が大幅上昇したものの、日本銀行が今週末の金融政策決定会合で行う政策点検では許容変動幅が維持されるとの見方から買いが優勢になった。一方、超長期ゾーンは買い入れオペ運営の変更に対する警戒感が強く、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.105%
  • 新発30年債利回りは一時1.5bp高い0.68%、新発40年債利回りは1.5bp上昇の0.715%
  • 長期国債先物6月物の終値は8銭高の151円7銭。取引開始直後は米長期金利の上昇を受けて150円85銭まで下落したが、その後すぐに上昇に転じ、一時は151円14銭まで買われた

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 海外金利上昇で先物はいったん売られたが、長期債の底堅さを見て買い戻されており、長期金利の変動幅が維持されるだろうという見方も影響しているようだ
  • 日銀が「プラスマイナス0.2%」の変動幅を明記する可能性がある一方、それが金利低下を促す効果は限定的ではないか
  • 中期ゾーンはマイナス金利深掘りの副作用対策に関する報道が影響しているとみられ、深掘りする可能性が高まるということではないと思うが、多少は織り込まれやすくなる
  • 一方、超長期ゾーンは、日銀のテーマがスティープ化で、オペの工夫など日銀が何か動くと言われている中で積極的な買いは入れづらく、海外金利にも反応しやすい面はある

●ドル・円9カ月ぶり高値更新、米長期金利上昇と中国株安で109円前半

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が約9カ月ぶり高値を更新。米長期金利の高止まりに加えて、中国株の大幅下落を受けてリスク回避の動きが強まり、対オーストラリアドルを中心にドル高が進んだ。

  • ドル・円は午後3時53分現在、前週末比0.3%高の1ドル=109円30銭。一時109円36銭まで上昇し、昨年6月8日以来の高値を更新
  • オーストラリアドル・ドルは0.4%安の1豪ドル=0.7733ドル
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.2%高

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • このところ中国株のボラが上がっていて、きょうは中国株安が効いている-ドル高
  • 米国では経済対策が成立、景気回復期待がかなり高まっている。先週末のカナダの雇用統計がかなり強く、3月の米雇用統計への期待が出てきてることを考えると米長期金利は少なくとも高止まりが続き、ドルが買われやすい流れはまだ続きそう
  • ドル・円は110円を目指す展開。ただ、米商品先物取引委員会(CFTC)の円ロングがほぼフラットになってきたので上昇の原動力はそろそろ鈍る可能性があり、今週ファーストトライで110円を超えるのは難しいか
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