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ナスダック100に弱気シグナル-急落あり得る兆候とガンドラック氏

  • 債券利回り上昇はテクノロジー株などの割高な株価への圧力になる
  • 米10年債利回り50bp上昇でナスダック100弱気相場入りとの調査も

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テクノロジー株中心の米ナスダック100指数は2月の高値からの下げ1兆5000億ドル(約164兆円)の半分を一時は回復したが、反発の持続をアナリストらは疑問視している。

  懸念は債券市場から来ている。債券利回り上昇はテクノロジー株などの割高な株価への圧力になる。10年物米国債利回りが50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇するとナスダック100の弱気相場入り、つまり20%の下落につながり得るとのネッド・デービス・リサーチの調査もある。

  投資家はエネルギーなど景気回復の恩恵を受ける銘柄を選好し、テクノロジー株に背を向ける。このローテーションの影響を測る指標の一つが、S&P500種に対するナスダック100の割高度合を示す数字だ。この差は2000年のピークを短期間上回った後、最近は縮小している。ヘッジファンド運用のダブルライン・キャピタル創業者ジェフリー・ガンドラック氏も、次の急落が起こり得る兆候だと指摘する。

Nasdaq 100's momentum versus S&P 500 has stalled at resistance

  ナスダック100は9日に4%、11日に2.4%上昇したおかげで先週、週間ベースで4週間ぶりに上げたが、下落局面での単日の反発は珍しくない。

  マーケットフィールド・アセット・マネジメントのマイケル・シャウル最高経営責任者(CEO)は「弱気相場の初期段階には大きく反発する日が混じるものだが、最終的に重要なのは上昇の持続性であって1日の上昇幅ではない」と述べ、「テクノロジーセクターが遂に株式市場のリーダーとしての地位を放棄したことを示す証拠は増え続けている」と指摘した。

S&P 500's average stock climbs to record while Nasdaq 100 falls into a correction

原題:Bear Warning Seen With Nasdaq 100 Velocity Stalling at 2000 Peak(抜粋)

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