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デイトレーダーの資金を狙え-新規ETF成功の鍵は大胆な銘柄コード

  • 「BUZZ」は取引初日の売買がETF史上、過去3位
  • 新規アクティブ運用ETFに乗り遅れる恐怖を意味する「FOMO」

新しい上場投資信託(ETF)を成功させるには、規模や初期資金、流通経路の面でハードルが高く、小さな発行会社にはリスクが高かった。しかしリテール投資革命がこれを変えつつあるかもしれない。

  最近は、デイトレーダーらが好むトレンドに乗る仕組みのETFが、上場当初から大量の資金を集めることが多くなっている。

  たとえば、オンラインでポジティブな言及があった銘柄を集めた「ヴァンエック・ベクターズ・ソーシャル・センチメントETF(BUZZ)」は先週、取引初日の売買がETF史上最大級の一つとなった。

ネット上の人気銘柄連動ETF、出足は好調-取引初日売買は過去3位

  そのほか、「ラウンドヒル・スポーツ・ベッティング・アンド・iゲーミングETF(BETZ)」や「ディファイアンス次世代SPACデライブドETF(SPAC)」のようなオンライン掲示板レディット利用者の関心を引きそうなETFも、上場後に資金を素早く集めた。「アドバイザーシェアーズ・アルファDNAエクイティー・センチメントETF(SENT)」は2月上旬の取引初日に4400万ドル(約48億円)余りが取引された。最近届け出のあったアクティブ運用ETFの銘柄コードが、乗り遅れることへの恐怖を意味する「FOMO」であるのもうなずける。

BUZZ took in almost $280 million on its first day

  米ETF業界では最初の資金流入が新ファンドの成否を決める。顧客の取引を執行する大手証券会社には通常、提供する商品の資産規模に最低要件があるからだ。

  最新の流行を追いかけるデイトレーダーは話題の銘柄を組み込んだETFにとって、生き残れる規模に達するための明白なターゲットだ。この傾向はかねてからあったが、新型コロナウイルス流行の中でアプリを使って売買するリテール投資家が増えたことで、彼らの目に留まるような銘柄コードはますます重要になった。

  ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズで米SPDR・ETF事業の最高投資ストラテジストを務めるマイケル・アローン氏は「テクノロジーと手数料ゼロ、端株取引の組み合わせから、新しい大胆な投資クラスが生まれた」と指摘した。

BETZ, SPAK attract quick cash shortly after launch

原題:
Tapping Day-Trader Cash, ETF Launches Go From Risky to Roaring(抜粋)

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