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【米国市況】株が連日で最高値、国債利回り急上昇でハイテクは安い

12日の米株式相場はS&P500種株価指数が小幅ながら上昇し、連日で最高値を更新した。一方、米国債利回りが急上昇し、引き続きテクノロジー株の重しになった。

  • 米国株はS&P500とダウが連日で最高値-ナスダック反落
  • 米国債は下落、10年債利回り一時1.64%上回る
  • ドル上昇、対円では109円前半-カナダ・ドルも高い
  • 原油先物、北海ブレントが週間ベースで2カ月ぶりに下落
  • NY金先物は下落、利回りとドルの上昇で妙味低下

  S&P500種では金融株や資本財銘柄の上昇が目立った。バリュー株へのローテーションの動きが再開した。ダウ工業株30種平均も最高値を更新した。一方、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は下落。米国での新型コロナウイルスのワクチン接種ペース加速や1兆9000億ドル(約207兆円)規模の経済対策成立を背景に、米10年債利回りが一時1.64%を上回った。

  S&P500種は前日比0.1%高の3943.34。ダウ平均は293.05ドル(0.9%)高の32778.64ドル。ナスダック総合指数は0.6%下落。ニューヨーク時間午後4時25分現在、10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.63%。

  グレンミード・トラストのマイケル・レイノルズ最高投資責任者(CIO)は、「通常よりもボラティリティーがやや高い状況だ。追い風と向かい風の両方の材料が複数存在することが、特にその背景にある」と述べた。

Yield gap between the U.S. and Germany has climbed over the past year

  外国為替市場ではカナダ・ドルが2018年2月以来の高値となった。2月のカナダ雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回った。商品価格が高値圏にとどまったことも材料。米国債利回りの上昇を背景に、米ドルも上昇した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時25分現在、ドルは対円で0.5%高の1ドル=109円04銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1955ドル。ドルは対カナダ・ドルで0.4%安の1ドル=1.2483カナダ・ドル。一時は1.2462カナダ・ドルを付けた。

  原油先物市場では北海ブレントが下落し、週間ベースでも2カ月ぶりの値下がりとなった。世界の需要回復が地域によってばらついている兆候が見られるほか、ドルの上昇も重しとなった。

  ロンドンICEの北海ブレント5月限は41セント(0.6%)安の1バレル=69.22ドルで終了。週間では0.2%下げた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限はこの日41セント(0.6%)下落の65.61ドル。週間では0.7%安だった。

  ニューヨーク金先物相場は下落。債券利回りとドルの上昇で、代替資産としての金の魅力が低下した。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.2%安の1オンス=1719.80ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Edge Higher; Yield Spike Hits Tech: Markets Wrap(抜粋)

Loonie Hits Three-Year High; Dollar Remains Aloft: Inside G-10(抜粋)

Oil Falls for First Week in Two Months With Rally Losing Steam(抜粋)

Gold’s Weekly Gain Ebbs With Yields and Dollar Reasserting Sway(抜粋)

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