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米生産者物価指数、前年比は2018年以来の大幅上昇-インフレ示唆

更新日時

2月の米生産者物価指数(PPI)は、前年同月比での伸びが2018年10月以降で最大となった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から経済が浮上し始める中、生産過程におけるインフレ上昇の兆しが新たに示された。

キーポイント
  • 総合PPIは前年同月比2.8%上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は2.7%上昇
    • 前月は1.7%上昇
    • 前月比では0.5%上昇
  • 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前年同月比2.5%上昇
    • 市場予想は2.6%上昇
    • 前月比では0.2%上昇
Producer prices rose by the most since 2018 in February

  生産者は原材料や輸送のコスト上昇分を引き続き販売価格に転嫁できている状況で、消費者レベルでのインフレ圧力が一段と持続的なものになるかどうか注目が高まっている。

  2月は財のコストが前月比1.4%上昇し、全体を押し上げた。エネルギーと食品の価格の伸びがともに前月比で加速した。ガソリン価格は13.1%上昇と、前月比でのPPI上昇率の約4割を占める格好となった。

  一方、サービスの価格は前月比0.1%上昇。運輸・倉庫の価格上昇が目立った。この中には航空運賃の急上昇が含まれる。

  製造業で使用される資材価格は2.6%上昇(前月2%上昇)。建設資材は1.4%伸びた。

  食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前年同月比2.2%上昇し、19年5月以来の高い伸びを示した。

  統計の詳細は表をご覧ください。 

原題:Producer Prices Jump Most Since 2018 in Hint of U.S. Inflation(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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