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みずほ銀でシステム障害、外貨送金300件に遅れ-2週間で4度目

更新日時
  • 「立て続けにトラブル起こし、心からおわび」と藤原頭取が謝罪
  • データセンターのハード機器故障の上、バックアップ切り替えできず

みずほ銀行は12日、システム障害によって300件の外貨建て送金に遅れが出ていたと発表した。先月に大規模な現金自動預払機(ATM)での障害を起こしてから、システムトラブルは今回で4度目。わずか2週間のうちに障害が相次ぐ異例の事態となった。

Mizuho International's Head of Global Markets Peerbhoy to Exit

みずほ銀行でシステムトラブル相次ぐ

  同日夜、都内本店で記者会見した藤原弘治頭取は「立て続けにトラブルが起きていることについて心からおわび申し上げる」と謝罪した。4件の障害の因果関係は見いだせていないとも説明した。障害が続くことを重く受け止め、抜本的に原因を点検するとも述べた。

  発表によると、11日午後11時39分にデータセンターのハード機器で障害が発生。2号機へのバックアップ切り替えができず、外為取引への影響が出た。外貨送金などの処理が完了したのは12日の午後7時46分だった。

  今回のシステム障害で国内他行向けの外貨送金300件に遅れが生じた。ハード機器が故障し、切り替えのバックアップがすぐに作動しなかったことはハード面の問題だと考えているという。経営責任について藤原頭取は「原因究明をしっかりと行い、再発防止に努めることが最大の職責だ」と述べた。

  みずほ銀の親会社であるみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長は4月から業界団体である全国銀行協会の会長に就任予定。相次ぐトラブルが会長就任に与える影響について藤原頭取は「務めを果たしていくことで考えている」と述べた。

  みずほ銀では2月28日午前にATMが一時停止するなどの障害が発生。保有するATM約5900台のうち4318台で影響が出た。今月3日夜には別の原因によって29台のATMが一時停止。さらに7日にはインターネットバンキングやATMで一時、定期預金の一部取引ができなくなる障害も起きていた。

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