, コンテンツにスキップする

英国、EU向け輸出が1月に41%減-EU離脱の打撃が現実に

英国が欧州連合(EU)から完全に離脱した最初の1カ月に、両者の貿易は減少した。英政府が主張していたよりも、打撃は大きくなりそうだ。

  英政府統計局(ONS)が12日発表した1月のEU向けモノの輸出は前月比で約41%減、EUからの輸入は29%減だった。EUからの輸入で最も落ち込んだのは自動車をはじめとした輸送用機器、機械、医薬品だった。

  英国、EU双方とも1月1日の完全離脱を前に在庫を積み上げていたため、1月は空運、海運、鉄道による両者間のモノの貿易は減り、予想された大渋滞はほぼ回避できた。

  ジョンソン英首相は以前、データが示唆した国境でのいざこざは「生みの苦しみ」にすぎないと述べていたが、ドイツやフランス、イタリアの統計でも1月にEUから英国に輸出された貨物量が大幅に減少したことを示唆している。

  低調な貿易は、英経済の縮小にも寄与した。ONSが12日に発表した1月の国内総生産(GDP)は前月比で2.9%減少し、昨年4月以来の大幅な落ち込みとなった。

原題:
U.K. Trade With EU Plunges as Brexit Turns From Talk to Reality(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE