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きょうの国内市況(3月12日):株式、債券、為替市場

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●日本株は4日続伸、米経済対策成立と金利上昇抑制-電機や機械高い

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  東京株式相場は大幅に続伸。米国で大型追加経済対策が成立し景気回復が期待される中、上昇傾向にあった米長期金利がいったん落ち着いたことで電機や情報・通信、機械などを中心に幅広い業種が買われた。日本銀行が来週の金融政策決定会合で年6兆円ペースとしている上場投資信託(ETF)購入原則を削除する方針と報じられたが、市場の反応は限定的だった。

  • TOPIXの終値は26.14ポイント(1.4%)高の1951.06
  • 日経平均株価は506円19銭(1.7%)高の2万9717円83銭

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニア・ストラテジストは「米国の追加経済対策が決まり金利上昇も落ち着いている。景気は悪くなく企業収益もそのうちついてくるということで悪い材料はない」と指摘した。

  • 東証33業種では、金属製品や電機、海運、機械、鉄鋼、情報・通信などが上昇
  • 電気・ガス、不動産、陸運が下落

●債券は下落、日銀の政策点検巡る警戒感から売りが優勢

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  債券相場は下落。日本銀行が来週の金融政策決定会合で行う点検に対する警戒感が売り圧力となった。きのうの20年債入札が順調だったことを好感した買いで上昇する場面もあったが、買われ過ぎとの見方もあり引けにかけて売りが再び優勢になった。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.11%
  • 新発20年債利回りは1bp高い0.49%。一時は0.465%に低下
  • 新発30年債利回りは1bp高い0.66%。一時は0.63%に低下
  • 長期国債先物3月物の終値は2銭高の151円29銭。午前は売り買いが交錯。午後は日銀オペの結果を好感して一時151円37銭まで上昇した後、再び下落に転じる場面もあった
  • 6月物の売買高が3月物を上回った。大阪取引所はきょうの夜間取引から中心限月が6月物へ移行と発表

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • きのうの20年債入札を無難に通過したこともあり超長期債が一時買われたが、日銀の点検までポジションを取れない投資家が多く流動性が低下しているため、少しの売りで価格が変動しやすい
  • 米長期金利が時間外取引で若干上昇したことや、日銀点検への警戒感が完全には消えてないことも上値を重くした

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年以下、1年超3年以下、5年超10年以下、25年超で、買い入れ額はいずれも据え置き

●ドル・円は小幅高、株高でリスク選好の流れ-108円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半で小幅高。米国での追加経済対策の成立や国債入札の通過を受けてリスクセンチメントが改善、日本株上昇や米株先物堅調も後押しとなり円売りが優勢となった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時25分現在、前日比0.3%高の108円86銭。ここまでの取引では108円49銭を安値に一時108円90銭まで上昇

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • リスクオンの中で円売りが優勢に。これまでドル・円の上げをけん引していたのは値動きに反応する短期勢中心だったが、ここにきてストーリーを伴ったドル買い・円売りになっている
  • 新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、世界的に景気が回復するという中で、円に対する見方は変わってきている。そういう中で資源国通貨や高金利通貨中心に対円で上がりやすいとみられている
  • 来週のFOMCでは経済・物価見通しはポジティブなものになり、ドットチャートも2023年中の利上げを示唆するものになるとみられるが、一方で慎重な姿勢を維持するとみられる
  • 米金利上昇も時間調整に入るとみられ、ドル・円もクロス円のサポートを受けながら時間調整となりそう

  

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