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暗号資産交換バイナンスをCFTC調査、デリバティブ売買で-関係者

  • デリバティブ売買を米居住者に認めていないか調査していると関係者
  • 違反行為の責任は問われておらず法執行措置に発展しない可能性も

暗号資産(仮想通貨)交換業者で世界最大級のバイナンス・ホールディングスは、米国人に法令違反の投資を認めていないか懸念する米商品先物取引委員会(CFTC)の調査対象となっている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開の調査であることを理由に匿名で語った関係者によると、CFTCは所管するデリバティブ(金融派生商品)の売買をバイナンスが居住者に許していないか特定しようと動いている。同社はCFTCに登録義務のある先物取引業者ではない。

  バイナンスはシンガポールにオフィスがあるものの、単一の本社はなく、違反行為の責任を問われていない。現在の調査が法執行措置に発展しないこともあり得る。

  今回の調査は、米投資家にとってよりメジャーな存在になろうとする暗号資産業界の野心を市場監督機関が阻止する可能性の兆候と受け取れる。

   CFTCはビットコインやイーサのような暗号資産を「商品」と見なし、先物と他のデリバティブへの管轄権を主張。それは交換業者が拠点を置く物理的な場所にかかわらず、米国人が取引する場合は、暗号資産の交換プラットフォームが厳格な顧客保護と規制要件の対象になることを意味する。

  バイナンスは「当社は各国・地域の規制監督当局への協力で協調的な対応を取り、コンプライアンス(法令順守)義務を極めて真摯(しんし)に受け止めている」と回答。CFTCはコメントを控えている。

  米最大の暗号資産交換業者コインベース・グローバルもCFTCの広範な調査に応じていると先月公表した。

Regulatory hurdles haven't slowed Bitcoin's surge

原題:Crypto Exchange Binance Investigated by U.S. Over Who’s Trading(抜粋)

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