, コンテンツにスキップする

ソフトバンクG出資クーパンが上場、米でウーバー以来の大型IPO

更新日時
  • 初値63.50ドル、IPO価格35ドル-時価総額一時1000億ドル上回る
  • ソフトバンクの持ち分の価値は約280億ドル

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

ソフトバンクグループが出資する韓国の電子商取引大手クーパンのニューヨーク上場初日の取引は、株価が新規株式公開(IPO)価格を上回る水準で推移した。IPOは46億ドル(約5000億円)規模と、米国でウーバー・テクノロジーズ以来の大型IPOとなった。時価総額は一時、1000億ドルを超えた。

  11日の初値は63.50ドルと、IPO価格の35ドルを81%上回った。しかし後場の取引で下落し、終値は49.25ドル。これに基づいた時価総額は約840億ドル。

  米市場でのIPO実施は加速しており、今年これまでの規模累計は1140億ドルを超えている。ブルームバーグの集計データによると、昨年1年間では1800億ドルだった。

Inside Coupang Fulfillment Center As The E-commerce Giant Files for IPO

クーパンの発送センター(2月19日)

  ウーバーが2019年に実施したIPOは81億ドル規模だった。現在の時価総額は1090億ドル。アジア企業のニューヨーク市場でのIPOとしては、14年のアリババグループ以来の規模となった。アリババのIPOは250億ドル規模と、米国でのIPOとして過去最大だった。

  クーパンのIPOでは1億3000万株が1株当たり35ドルで公募・売り出された。仮条件は当初の27-30ドルから32-34ドルに引き上げられた。既存株主の売り出し分は当初の2000万株から3000万株に増やされた。

  事情に詳しい関係者によると、クーパンはIPOに参加する投資家数を100未満に制限する異例の措置を取った。そのうち上位の4分の1に約80%の株式が割り当てられたという。

  創業者のボム・キム最高経営責任者(CEO)は11日のインタビューで、「多くの素晴らしい投資家からの需要があり、われわれは幸運だ。ただ、こうした投資家全員の需要を賄うことはできなかった」と発言。「長期的な展望と戦略を共有する素晴らしい投資家グループおよび新たな投資家と共にわれわれは前進していきたいと思う」と語った。

  ソフトバンクの持ち分の価値は約280億ドルとなった。

ソフトバンクG、クーパンIPOで1.7兆円利益も-孫氏の面目躍如

原題:SoftBank-Backed Coupang Gets Debut Gain in Top 2021 U.S. IPO (2)(抜粋)

(IPO規模やソフトバンクの持ち分の価値などを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE