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きょうの国内市況(3月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米インフレ抑制と経済対策可決-サービスや小売り高い

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  東京株式相場は続伸。米国でインフレ圧力が抑制されていることが示され、金利が急上昇する懸念が後退した。米追加経済対策が下院で可決したことによる景気期待も加わり、サービスや小売り、銀行などの景気敏感業種の上げが目立った。

  • TOPIXの終値は前日比5.18ポイント(0.3%)高の1924.92
  • 日経平均株価は175円08銭(0.6%)高の2万9211円64銭

  野村証券の伊藤高志シニアストラテジストは「米消費者物価指数の結果が市場予想とほぼ一致したことでサプライズがなかったことは良い結果」と指摘。1.9兆ドルとほぼ満額の米追加経済対策が可決され、高額所得者は除かれるがこれまでで最大額の現金給付は「経済を押し上げると好感されるだろう」と話した。

  • 東証33業種では、海運、非鉄金属、電気・ガス、サービス、建設、情報・通信が上昇
  • ゴム製品、陸運、空運、不動産、食料品、精密機器は下落

●債券は大幅高、20年入札順調で超長期債中心に買いー利回りフラット化

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  債券相場は大幅高。日本銀行の政策運営を巡る不透明感がくすぶる中で実施された20年国債入札の結果が順調だったことで買い安心感が広がった。超長期債を中心に買い進まれ、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 新発20年債利回りは一時、前日比4ベーシスポイント(bp)低い0.47%、5日以来の低水準
  • 新発30年債利回りは一時4.5bp低い0.645%
  • 新発10年債利回りは2bp低い0.10%
  • 長期国債先物3月物の終値は16銭高の151円27銭。夜間取引軟調の流れで売りが先行して150円98銭まで下落したが、20年入札結果を受けて水準を切り上げ、一時151円28銭まで上昇

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 日銀サイドの情報発信をもろもろ考えると20年債入札には懸念があったが、事前の調整にもつながったことで結果は順調
  • 米国債利回りの上昇一服もサポート要因となり、取りあえず買い安心感が生じている
  • 3月は国債の償還も多いので、これまで債券の保有残高を落としていた投資家の需要もあったとみられる

20年債入札

  • 最低落札価格は99円65銭、ブルームバーグがまとめた市場予想は99円60銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.40倍、前回3.13倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は10銭、前回11銭

●ドル・円は上昇、米長期金利上昇でドル買い・円売り優勢―108円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。前日の海外市場で低下した米長期金利が上昇に転じたことでドル買い・円売りが優勢となった。短期筋の買い戻しが入ったほか、午後には国内勢のドル買いなどが相場を押し上げたとみられている。

  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比0.3%高の108円75銭。朝方付けた108円36銭を安値に一時108円81銭まで上昇
  • 円は主要10通貨全てに対して下落
  • 米10年物国債利回りは時間外取引で1ベーシスポイント(bp)上昇1.52%程度。一時は約1.54%まで上昇

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • ドル・円は4日連続で108円台前半で下値が固かったので短期筋のショートカバーが入ったほか、午後には年金勢とみられる国内信託勘定からのドル買いなどで一段高に
  • 為替市場では米国のインフレ期待と10年金利が全てを握っている感じ。日本銀行による政策修正の可能性は国内債券市場の関心は高いが、為替市場では米金利がどう動くかが大事
  • 米10年金利は1.6%台を維持できておらず、1.5%割れまで調整するとみており、ドル・円も徐々に上値が重くなってくるのではないか
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