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ルーミスのファンド、大半の新興国債を売却-ドル高や米金利上昇で

  • 南アフリカやメキシコなどの現地通貨建て国債を売却
  • 13年よりも新興国債のリスクを一段と懸念すべきだ-ディチェンソ氏

ルーミス・セイレスのファンドは、保有する新興国債の大部分を売却した。 ドルや米国債利回り上昇によって、新興国債を保有するリスクが高まっていると指摘した。

  ボストン在勤のポートフォリオマネジャー、アンドレア・ディチェンソ氏は、インフレ懸念から米国債利回りが1年ぶり高水準に達した過去1週間に、南アフリカ共和国やメキシコなどの現地通貨建て国債を売却した。また、米国債利回り上昇でドルが押し上げられたため、新興国債の圧迫要因が悪化したと述べた。

Andrea DiCenso

アンドレア・ディチェンソ氏

  ディチェンソ氏は「実質金利上昇は新興国資産のパフォーマンスを損なう傾向がある」と指摘。「向こう数週間から数カ月にかけての現地通貨建て市場の堅調さについて懸念を強めている」と述べた。

  また、「テーパータントラム(市場のかんしゃく)」が起きた2013年と比較すると、現在はレバレッジが拡大しているため、新興国債のリスクは一段と懸念すべきだとの見方を示した。

Local currency EM bond returns slump as Treasury yield climbs

原題:
A Loomis Fund Sells Bulk of Emerging Debt on Surging Dollar Risk(抜粋)

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