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【米国市況】ダウ最高値、インフレ警戒和らぐ-国債利回り低下

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10日の米株式相場はS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が続伸。米消費者物価指数(CPI)が低調だったことを受けて、バリュー株へのローテーションの動きが再開した。米国債利回りは10年債入札後に下げに転じた。

  • 米国株はS&P500とダウが続伸-ナスダックは反落
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.52%
  • ドル下落、対円では108円前半
  • NY原油は反発、米ガソリン在庫減と需要回復の兆しに注目
  • NY金は続伸、ドル安と利回り低下で需要回復

  S&P500種は金融株や素材銘柄を中心に上昇。2営業日の上昇率としては、2月初旬以来で最大となった。2月の米CPIで食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが市場予想を下回ったことを受け、経済成長が上向いた場合に物価が急上昇するとの懸念が和らいだ。ダウ平均は最高値を更新し、終値で初めて3万2000ドルを上回った。前日に反発していたテクノロジー株は下落。

  S&P500種は前日比0.6%高の3898.81。ダウ平均は464.28ドル(1.5%)高の32297.02ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満の下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.52%。

  ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのポートフォリオストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は、債券利回りの上昇トレンドは経済成長の見通しと整合的だと指摘。こうした環境はディフェンシブ資産よりもシクリカル資産に有利で、「債券よりも株式の支えになるほか、ドル安を促す」と述べた。

U.S. momentum stocks' underperformance of value set up rebound

  外国為替市場ではドルが下落。カナダ・ドルはほぼ変わらず。カナダ中銀は量的緩和を現行ペースで維持し、フォワードガイダンスも変更しなかった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=108円38銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1929ドル。

  ニューヨーク原油先物相場はもみ合いの末に反発。2週間ベースで最も大幅なガソリン在庫減を示す米週間統計と、需要回復の兆しが注目された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は43セント(0.7%)高の1バレル=64.44ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は38セント高の67.90ドル。

U.S. gasoline inventories post the largest two-week decline on record

  ニューヨーク金先物相場は続伸。ドルの下落に加え、米10年債入札後に利回りが下げに転じ、金の代替投資需要が持ち直した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.3%高の1オンス=1721.80ドルで終了。金スポットはニューヨーク時間午後3時31分時点で0.4%高の1723.90ドル。

U.S. Stocks Rise as Tech Lags; Treasuries Climb: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Falls as Shares Climb; Loonie Holds Steady: Inside G-10(抜粋)

Oil Rises With U.S. Gasoline Supplies Sliding to Four-Month Low(抜粋)

Gold Set for Second Straight Gain With Dollar, Yields in Retreat(抜粋)

(相場を更新し、コメントを追加します)
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