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クレディS、グリーンシル問題で調査開始-マネジャーら一時更迭

更新日時
  • クレディ・スイス、調査への当局対応で外部企業を起用
  • ファンド崩壊で顧客に損失、顧客資産のほぼ3分の2は換金難しく

クレディ・スイス・グループは、レックス・グリーンシル氏とともに運営していた100億ドル(約1兆900億円)規模に上るサプライチェーンファイナンスのファンドの崩壊を巡り内部調査を開始した。また、資産運用部門の幹部を含め同ファンドに関わっていた3人を一時的に更迭した。

  事情に詳しい関係者によると、クレディ・スイスはファンド崩壊の経緯について当局の問いに答えるため、外部企業を起用した。内部情報だとして匿名を要請した関係者が語った。

  また、スイスおよび欧州・中東・アフリカ(EMEA)の資産運用責任者は暫定的に、ミシェル・デゲン氏からフィリッポ・リマ氏に交代。同部門の債券責任者のリュック・マティス氏、問題のファンドの運用者もそれぞれの役職を停止されたという。

  クレディ・スイスの広報担当者は人事についてコメントを控えた。この人事はスイスの金融ポータルサイト、Finewsが先に報じていた。

  クレディ・スイスは先週、グリーンシル氏が提供したファンド資産の一部のバリュエーションに疑問があるとしてファンドを凍結、閉鎖すると決定した。この決定がグリーンシル氏の金融会社グリーンシル・キャピタルの破綻につながった。

  クレディ・スイスはファンドの清算を現在進めているが、顧客資産のほぼ3分の2は即座に換金することが難しく、ファンドの現金および現金相当資産については約80%を顧客に今週返還する予定。

原題:Credit Suisse Starts Probe of Collapsed Funds, Suspends Managers(抜粋)

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