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中国がハイテク市場IPO基準強化検討、フィンテック抑制も-関係者

  • 証監会が来月にも改正ルール導入の公算-財務健全性の監督も強める
  • ルール強化ならアントにとっては科創板上場が難しくなる可能性

中国当局は上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」での新規株式公開(IPO)に関してルール強化を検討している。フィンテック企業アント・グループなどにとっては科創板上場のハードルが上がりそうだ。

  非公開の協議だとして匿名を条件に話した複数の関係者によると、中国証券監督管理委員会(証監会)は来月にも改正ルールを導入する可能性がある。イノベーションなどを重視するという。上場企業の質を高め、投資家を保護するため財務健全性の監督も厳しくする見通しだと関係者は述べた。

  関係者によれば、改正ルールは特定のセクターを標的としているわけではないが、上海証取が申請審査をより慎重に実施する計画の中で、ルールが強化されればアントなどのフィンテック企業にとっては科創板への上場が難しくなる可能性がある。

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  証監会にコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。上海証取はコメントを控えた。

  科創板は2019年に開設された中国版ナスダック市場で、登録制のIPOで手続きが簡素化されている。

原題:
China Weighs Tighter Rules for STAR Board IPOs, Curbing Fintech(抜粋)

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