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きょうの国内市況(3月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅続伸、米金利上昇の一服で電機や機械高い-金融株は安い

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  東京株式相場は小幅に続伸。米国市場で長期金利の上昇一服に伴いハイテク銘柄が値上がりした流れを受けて、電機や情報・通信、機械株などに買いが入った。一方、銀行や保険株は下落した。

  • TOPIXの終値は前日比2.06ポイント(0.1%)高の1919.74
  • 日経平均株価は8円62銭(0.03%)高の2万9036円56銭

  前日の米国市場でハイテク比率の高いナスダック指数が大幅に上昇し、10日の東京市場でもソニーや日本電産などが買われた。9日発表の2月工作機械受注が好調だったため、DMG森精機や牧野フライス製作所などの株価も大きく上げた。ただ株価指数は下落に転じる場面があり、前日の終値を挟んでもみ合う展開が続いた。

  SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリストは「主要中銀の足元の金利上昇に対する判断をこれから見極めていく形になり、投資家は様子見の状況」と話した。

  • 東証33業種では医薬品や電機、情報・通信、機械が上昇
  • 鉱業や鉄鋼、水産・農林、石油・石炭、海運は下落

●債券は上昇、日銀は金利変動幅維持との見方ーあすの20年債入札重し

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  債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下したことに加えて、日本銀行が来週の金融政策決定会合で行う政策点検で長期金利の許容変動幅を維持するとの見方から、買いが優勢になった。一方、あすの20年国債入札に対する警戒感が相場の上値を抑えた。  

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.12%
  • 新発20年債利回りは一時0.5bp低い0.505%、0.52%まで上昇後に低下に転じる
  • 長期国債先物3月物の終値は6銭高の151円11銭。夜間取引の流れで買いが先行し、151円19銭まで上昇。いったん151円00銭まで下落した後、午後は再び上昇

みずほ証券の三原正義マーケットアナリスト

  • 日銀総裁が長期金利のレンジ拡大の必要はないと言う一方、副総裁は金利が上下にもっと動いて良いと言い、実際に何をやるのか市場でもコンセンサスがない
  • ただ、長期金利のレンジ拡大の可能性はかなり低くなった感じで、総裁も副総裁も金利は低位安定と言っており、基本的に大きく動かすようなことはしないだろう
  • 他の方法で10年超の利回り曲線のスティープ(傾斜)化を促す可能性はあり、あすの20年入札に対する警戒感も強い

●ドル反発、米10年債入札控え金利再上昇リスクを警戒-108円台後半

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 東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半へ反発。米長期金利低下を背景にドル売りが進んだ海外市場の流れが一服。米10年債入札や米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、米金利の再上昇リスクが警戒されドルが持ち直す展開となった。オーストラリアドルは豪中銀総裁のハト派発言を受けて下落。

  • ドル・円は午後3時38分現在、前日比0.3%高の108円84銭で、一時108円92銭までじり高
    • 9日は東京市場で109円23銭と9カ月ぶり高値を付けた後、海外時間に108円42銭まで下落
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.3%高。前日は0.6%低下
  • 豪ドルは対ドルで0.5%安の1豪ドル=0.7678ドル

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • きのうの米3年債入札は良かったが、まだ10年と30年が残っている。警戒感はあるので、さらにドル売りが進む状況ではない
  • インフレ期待が高まっている中で足元のインフレ状況は注目。米経済指標は良い数字が続いているので、米消費者物価指数(CPI)が上振れれば金利上昇材料になる
  • ドル・円は109円台に乗せたことで少し達成感もあり利食い含めドル売りも結構出たので、もう一段の米金利上昇など材料がないと109円台には戻りづらいだろう
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