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中国生産者物価、約2年ぶり高い伸び-世界インフレリスク高める

更新日時
  • 2月の生産者物価指数は前年同月比1.7%上昇-商品値上がり
  • 中国が国外に価格転嫁も-製造業に値上げの動きか

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中国の生産者物価は先月、約2年ぶりの高い上昇率となった。商品の値上がりが寄与した。一方、消費者物価の下落幅は縮小した。

  国家統計局が10日発表した2月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比1.7%上昇。エコノミスト予想中央値は1.5%上昇、1月は0.3%上昇だった。

  一方、消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.2%低下。エコノミスト予想は0.3%低下、1月も0.3%低下だった。

While consumer price deflation continues

  中国製造業が国外向け製品の値上げを始める中で、生産者物価上昇の再燃は同国がインフレを海外に輸出するとの見通しを強めることになる。世界経済の加速や巨額の財政刺激策がインフレを押し上げるとの見方から、債券市場は既に揺れている。

  2月のPPIでは鉱業が前年同月比6.8%上昇と伸びが目立った。下落が続いていた原材料は2.9%上昇した。

  INGホールセールバンキングの大中華圏担当チーフエコノミスト、アイリス・パン氏は「世界の財政刺激策に伴うインフラ支出で金属価格が上昇傾向にある」と指摘。「原油相場の上昇が続けば輸送など他の価格、そして生産コストを押し上げ、インフレを生む可能性がある」と述べた。

  変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比変わらず。2月の食品価格は0.2%低下だった。

原題:China Producer Prices Jump, Adding to Global Inflation Risks (1)(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加して更新します)
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