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米ハイテク株、売られ過ぎから急反発-持続にストラテジスト疑問符

  • ウォール街は一方通行で、米国債市場の動きに従う-オアンダ
  • 最近売られたもののバリュエーションの問題残ったまま-RBC

ハイテク株中心の米ナスダック100指数はテクニカル調整に入った翌日の9日、目覚ましい復活を遂げた。構成銘柄の約4分の1が5%を超える値上がりで、同指数は昨年11月以来の上昇率となる4%高で引けた。

  30年ぶりの売られ過ぎが示唆されるほど下落した直後のハイテク株反発だった。スワン・グローバル・インベストメンツの顧客ポートフォリオマネージャー、マーク・オド氏は「押し目は買いという考えは人々の心理に深く根付いているので、売りが数日続いた後は反発することになる。何もかもを変えるような大きなイベントのニュースでもない限り、これは避けられない」と話した。

Relative momentum measure pointed to most oversold Nasdaq since 1990

  9日について言えば、押し目買いは奏功したと言える。しかし、ハイテク株の売りが終わったかというと、ストラテジストらは懐疑的だ。

  同日反発したもう一つの理由は、割高な成長株への圧力となってきた債券利回り上昇に落ち着きの兆しが見られたことかもしれない。10年物米国債利回りは5日に1年ぶり高水準の1.62%となったが、その後は低下している。

  オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「今のウォール街は一方通行で、米国債市場の方向に従って動く。テクノロジー株の反発は米国債上昇と同じタイミングで起きた。このため、この反発が続くかどうかについて多くのトレーダーが懐疑的だろう」と話した。

  また、RBCキャピタル・マーケッツの米株戦略責任者ロリ・カルバシナ氏は、最近の値下がり後もハイテク株のバリュエーションの問題は解決していないと指摘。ソフトウエアおよびインターネット株の株価収益率(PER、予想ベース)26.2倍は同セクターの過去の平均的水準やS&P500種と比較して高いという。さらにファンドのポジションを分析する同社モデルは、相場の底を通常示す水準までセンチメントがまだ達していない状況を示唆している。

  カルバシナ氏はリポートで「大型ハイテク株の巻き戻しは少なくとも半分済んだかもしれないが、まだ終わってはいない」としている。

 

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原題:
Massive Nasdaq Rally Springs From Deepest Hole in Three Decades(抜粋)

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