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EU「ESG投資開示規則」きょうから適用-金融市場と外国勢も対象

  • 環境に優しい投資とそうでない投資を峻別するEUの取り組みが前進
  • 環境保護を装う「グリーンウォッシング」を一掃する狙いも

欧州連合(EU)では10日、ESG(環境・社会・企業統治)の観点から金融商品の特性の評価・開示をファンドマネジャーに義務付けるサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の適用が開始される。環境に優しい投資とそうでない投資を明確に区別するEUの取り組みが前進する。

  特定のESG関連データの収集と報告の開始を義務付けるSFDRは、全てのEU金融市場参加者と投資アドバイザー、EUの投資家に金融商品を販売する外国勢が対象となる。

  サステナビリティー(持続可能性)リスクが投資家のリターンにどう影響し、逆に気候変動のようなサステナビリティー要因に投資がどのような悪影響を及ぼすかについて情報開示を求める。

  ブルームバーグ・インテリジェンスの推計によれば、成長著しいESG市場の資産額は2025年までに53兆ドル(現在の為替レートで約5770兆円)を上回ると見込まれる。SFDRには、環境保護を装う偽りの情報で世間を欺く「グリーンウォッシング」をESG市場から一掃する狙いもある。

原題:Europe’s Anti-Greenwashing Fund Rules Go Into Effect Wednesday(抜粋)

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