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シティ、誤送金返還しない会社を新発債ディールから除外-関係者

更新日時
  • 5億ドル余りの返還を拒む運用会社は新発債ディールに参加させない
  • 対象の運用会社にはブリゲードやHPS、シンフォニーが含まれる

米銀シティグループは、米化粧品メーカーのレブロン向け融資に関係する事務代行で誤送金した9億ドル(現在の為替レートで約977億円)のうち、5億ドル余りの返還を拒んでいる資金運用会社について、同行が主幹事を務める一部の新発債ディールから締め出す方針だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、シティが除外の対象とする運用会社には、ブリゲード・キャピタル・マネジメントHPSインベストメント・パートナーズシンフォニー・アセット・マネジメントが含まれる。

  関係者の1人によると、シティが訴訟で資金の返還を求めているこれら3社や他の運用会社も、発行体が特に要請する場合は参加できるという。

  シティは戻らない5億400万ドルの返還を求める訴えを起こしたが、マンハッタンのニューヨーク州南部地区連邦地裁のジェシー・ファーマン判事は資金返還請求を退けた。シティは上訴する意向だ。

  シティとブリゲード、HPS、シンフォニーの担当者は、いずれもコメントを控えている。

  シティは新発債と融資の引き受けで最大手の一つであり、債券市場で無視することは難しい。だが運用会社の一部は、新発債より流通市場でのディスカウント資産買い入れに軸足を置いており、シティの動きでどこまで大きな打撃を受けるかはっきりしない。  

原題:Citi Blocks Firms That Kept Errant Revlon Payout From Debt Deals(抜粋)

(資金運用会社への影響について追加して更新します)
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