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米空母を攻撃可能、中国の対艦弾道ミサイル-インド太平洋軍司令官

  • デービッドソン司令官が上院公聴会で昨年の中国軍の演習に言及
  • 演習は中国軍の戦闘能力向上と明確なメッセージ発信が目的だった

米インド太平洋軍のデービッドソン司令官は9日、上院軍事委員会の公聴会で中国軍が昨年8月に南シナ海で行った対艦弾道ミサイル発射演習について、「明確なメッセージ」の発信などが目的だったと説明した。

  同司令官はこの演習で使用されたミサイルは「DF-21D」だったとした上で、「こうした中距離対艦弾道ミサイルは西太平洋を航行する空母を攻撃可能だ」と証言。「中国人民解放軍の大規模演習でこれらのミサイルが使用されたことは、同地域の危機時に第3者が介入した場合の反撃に重点が置かれていることを示す」と分析した。

 

CHINA DF-21D

DF-21Dミサイル(2015年の軍事パレードで)

  同司令官はさらに、たとえ実験だったとしてもこうしたミサイルの使用は人民解放軍の方針転換を示すと指摘。「特に注目すべきなのは、中国が最先端の兵器システムを開発するだけでなく、軍の戦闘能力向上と、地域および世界への明確なメッセージ発信を目的に訓練・演習でこれらのミサイルの使用を増やしていることだ」と説明した。

原題:
U.S. Cites Threat to Carriers From Chinese Anti-Ship Missile (1)(抜粋)

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