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FRB、LIBOR停止で金融機関検査も-監督結果公表や処分検討

  • FRBは金融機関のLIBORからの移行プランを検証する方針
  • LIBORに基づく新規契約を停止する用意がなければ処分も検討

米連邦準備制度理事会(FRB)は9日、ドル建ての一部を除き年末で公表停止となるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)からの切り替えについて、スピードが十分でなければ、結果責任を負うことになりかねないと大手金融機関宛ての書簡で警告した。

  FRBは金融機関のLIBORからの移行プランを検証する方針を示し、切り替えのための予算とリソースを上級幹部が示す必要があると指摘。外国金融機関も米国部門が管理するエクスポージャーを評価すべきだとした。

  FRBのギブソン銀行監督規制局長は「LIBORからの移行で十分な進ちょくがない監督対象機関は、自分たちだけでなく金融システムに対し、安全性リスクおよび健全性リスクを生じさせる恐れがある。2021年12月31日までにLIBORに基づく新規契約を停止する用意ができていない場合、検査官らは監督結果の公表と他の監督上の処分を検討すべきだ」と主張した。

  質問への金融機関側の返答次第では、是正措置のスケジュールを含めて取締役会レベルの回答を要求する「注意事項の喚起(MRA)」や「注意事項の即時喚起(MRIA)」をFRBが発令する可能性があり、FRBが満足しなければ検査や法執行措置もあり得る。

  TDセキュリティーズのシニア米金利ストラテジスト、ジェナディー・ゴールドバーグ氏は「Fedが市場の足元に火を付けて代替金利への移行加速を促す狙いであることは確かだ」と分析した。

原題:Fed Warns Banks of Supervisory Action Over Transition From Libor(抜粋)

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