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ゴールドマン元幹部の「スケープゴート」の主張否定-FINRA

更新日時
  • 起業家ウィントホルスト氏が絡む取引を巡りロリンズ氏は解雇された
  • 「仲裁委員会の判断に満足している」とゴールドマンの広報担当者

ゴールドマン・サックス・グループの元幹部クリストファー・ロリンズ氏は、マネーロンダリング(資金洗浄)防止のための指針が守られていないと内部告発した結果、報復を受けたとして、自主規制機関である米金融取引業規制機構(FINRA)に仲裁判断を求めたが、主張が退けられた。発表資料で明らかになった。

  ドイツ人起業家のラース・ウィントホルスト氏が関係する取引を巡り、ロリンズ氏は解雇された。当時マネジングディレクターを務めていた同氏は、上司らが推進したいと考えるビジネス絡みの取引の実行責任を負わされ、スケープゴートにされたと訴えていた

  ロリンズ氏は内部で禁止された後もウィントホルスト氏とつながりのある法人と取引することを自ら選択したとゴールドマン側は最終的に主張した。

  ゴールドマンが取引したスイスの銀行ファルコン・プライベート・バンクは、マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の汚職スキャンダルとの関係が取り沙汰され、資金洗浄に関する違反が認定された。

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  ゴールドマンの広報担当メーブ・デュバリー氏は「仲裁委員会の判断に満足している」とコメントした。ロリンズ氏の代理人はコメントを控えている。

  ゴールドマンの元株式トレーディング責任者で、ロリンズ氏の訴訟でも言及されたマイケル・ダフィー氏は、その後グローバルマーケッツ会長まで昇進した後、退職した。

原題:Dismissed Goldman Trader Loses Finra Fight Over Windhorst Trades(抜粋)

(ゴールドマン側の主張を追加して更新します)
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