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ヘッジファンド投資家、プライベートマーケットに関心-大中華圏選好

  • クレディ・スイスが機関投資家201社を昨年12月-今年2月に調査
  • ポジティブな形で公設・私設マーケットの境が曖昧になりつつある

投資家がプライベートマーケットへの関心を強めており、ヘッジファンドを介して未公開株に投資しようとしている。

  クレディ・スイス・グループが9日公表したリポートによれば、私設マーケットの株式はヘッジファンドが提供する非伝統的な投資手法で最も需要のある戦略として浮上。「未公開企業とユニコーンが資本市場のエコシステム(生態系)でより大きな部分を占めるようになるにつれて」、成長・ベンチャーキャピタル投資への意欲が高まっているという。

In Vogue

Demand for private markets topped that of other alternative offerings

Source: Credit Suisse; shows top six strategies

Note: Net demand is share of investors raising allocations minus those trimming

  クレディ・スイスの調査対象となった投資家の半数以上が現在、ヘッジファンドを使ってプライベートマーケットにアクセスしていると回答。ファミリーオフィスや基金、財団ではこの割合は70%超えた。

  同行で米州資本サービスグループのコンテンツ責任者を務めるジョゼフ・ガスパロ氏は「ポジティブな形で公設・私設マーケットの境が曖昧になりつつある」と指摘した。

  タイガー・グローバル・マネジメントやコーチュー・マネジメントは急成長企業や新規株式公開(IPO)に対する需要を取り込もうと、プライベートエクイティー・ベンチャー投資を一段と重視している。

  クレディ・スイスは昨年12月後半から今年2月半ばまで機関投資家201社を調査。これら投資家によるヘッジファンド投資は8000億ドル(約87兆円)を上回る。

  調査で分かった他の主な点は以下の通り。

  • 低金利環境を理由に資産配分担当者の約70%が今年、ポートフォリオの変更を計画し、ヘッジファンドが好まれる資産クラスとなっている
  • 特にヘルスケアに重点を置いた株式や裁量的マクロを重視した戦略などが「脚光を浴びている」
  • 地域的には、アジア太平洋および新興国市場が人気で、国・地域として全体的に最も選好されているのは大中華圏

原題:Hedge Fund Investors Clamor for Private Deals With IPOs Surging(抜粋)

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