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きょうの国内市況(3月9日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米追加経済対策で景気期待-自動車や情報・通信高い

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  東京株式相場は反発。大規模な米追加経済対策が今週中にも成立する見通しであることから景気回復が期待され、自動車や銀行など景気敏感業種を中心に、情報・通信や医薬品など幅広い業種が上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比24.10ポイント(1.3%)高の1917.68
  • 日経平均株価は284円69銭(1%)高の2万9027円94銭

  JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは、世界景気が強含み企業業績の見通しが改善していく中で、「量的金融緩和による株高が基本線として根強くある」と指摘。それを阻害していたのが米長期金利の急な上昇ペースで、「景気が強い限りは金利の上昇基調は変わらないが、最近は1.5~1.6%に慣れてきたところもあり株価はいったん上昇している」と話した。

  • 東証33業種では、不動産や電気・ガス、輸送用機器、鉄鋼、陸運、ゴム製品などが上昇
  • 鉱業や電機、その他製品は下落

●長期金利は上昇、日銀政策点検を巡る不透明感で売り-5年入札も低調

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  長期金利は上昇した。日本銀行の雨宮正佳副総裁が前日、長期金利の変動幅拡大を一定程度容認する発言をしたことを受けて、来週の金融政策決定会合で行う政策点検を巡り不透明感が一段と強まったことが背景。この日実施された5年国債入札も投資家が積極的な応札を手控えたため低調に終わった。

  野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジストは、もともと年度末が近く持ち高を膨らませたくない状況で、雨宮副総裁の発言によりボラティリティー(相場変動率)が上昇し、投資家にとって取り組みにくさがあったと指摘した。5年債入札結果は応札倍率が昨年3月以来の低水準となるなど需要の弱さが示された。

  • 新発10年物国債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.125%、5年入札結果の発表後に一時0.135%に上昇
  • 長期国債先物3月物の終値は9銭安の151円5銭。雨宮副総裁発言や米長期金利上昇を受けて安値引けした夜間取引の流れを引き継ぎ、開始後に150円83銭まで下落。その後は米長期金利が時間外取引で低下したことを背景に下げ幅を縮めた

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミストは、日銀正副総裁から異なる情報発信が行われ「市場参加者の頭は混乱している」と指摘。長期金利の変動幅拡大の有無を巡り、どちらを織り込んだら良いか分からないため、投資家はリスクを削減させざるを得えないと述べた。

●ドルが9カ月ぶり109円台、米景気期待や米債入札控え金利上昇を警戒

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が9カ月ぶりとなる1ドル=109円台へ上昇。米国で追加経済対策の成立が近づき、米経済正常化への期待が強まったほか、米国債の入札を控えて米債利回り上昇リスクが意識された。米株価指数先物や日本株の堅調推移を背景にクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も上昇した。

  • ドル・円は午後3時6分現在、前日比0.3%高の109円18銭。一時109円23銭まで上昇し、昨年6月8日以来の高値を更新
  • オーストラリア・ドルなど主要通貨は全て円に対して上昇
  • ユーロ・ドルは一時1ユーロ=1.1836ドルと昨年11月23日以来のユーロ安・ドル高水準を記録。その後ユーロ・円の上昇につれて1.18ドル台半ばへ小反発

FXプライムbyGMOの上田真理人常務取締役

  • ドル・円上昇はひたすら米金利によるもの。これから米債入札が続くので、入札が不調に終わって金利がさらに上がるだろうという予想がある
  • 日本の輸出は一時より増えているが、らくらくスポットでこなしていけるので売りは引っ込んでしまう。109円台に乗せたということは東京時間で抑止力がなくなってきたということ
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