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欧州委員長、「身代わりにうんざり」-鈍いワクチン接種批判の矛先に

  • 製薬会社の責任を指摘、特に英アストラゼネカを批判
  • アストラ製は3月末まで4000万回分の供給約束も実際は1070万回

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、新型コロナウイルスワクチンの接種が域内で遅れていることへの批判の矛先として「身代わりになることにうんざりしている」と述べた。

  フォンデアライエン委員長は、欧州で遅々として進まないワクチン接種計画への批判に強く反発し、製薬会社の責任を指摘した。委員長は特に英アストラゼネカに対し、欧州で生産を開始したのに同社は在庫を確保していないと批判した。

  委員長はブリュッセルで女性ジャーナリストのグループに対し、アストラゼネカが「欧州にワクチンを供給しなかった理由を説明できない限り、欧州で生産されたワクチンが欧州から別な場所へ出荷される問題が続く」と述べ、「出荷を計画するのはその会社の責任だと考える」と主張した。

  欧州疾病予防管理センター(ECDC)のデータによれば、アストラゼネカはこれまで欧州連合(EU)に約1070万回分のワクチンを供給してきた。同社は当初、3月末までに4000万回分の供給を約束していた。

原題:Von Der Leyen Rips Vaccine Critics, Blames Astra for Slow Debut(抜粋)

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