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ベイリー総裁、英経済のリスクは下振れ方向-引き締め観測に水

  • 失業率は上昇し1年後には現在より高くなっている可能性が高い
  • 最新予測で想定されている経済の出発点の活動水準は低い

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は8日、国内経済へのリスクはなお下振れ方向だとの認識を示した。同中銀が近くインフレ抑制方向へと舵を切る可能性を巡る観測に水を差した。

  ベイリー氏は、経済が余剰能力を吸収していることを示す明確な証拠が見られるまでは金融政策を引き締めないとしたイングランド銀の方針をあらためて示した。失業率は上昇し1年後には現在より高くなっている可能性が高いとの見通しを示し、こうした理由からリスク「バランスは下方向に傾いている。ただ、時間の経過と共に傾斜は顕著でなくなるだろう」と語った。

  「市場や消費者、企業の間で経済への楽観が高まっている」とした上で、「しかし、われわれの最新予測で想定されている経済の出発点の活動水準は低い」とくぎを刺した。

  インフレはイングランド銀が目標とする2%を依然下回っているとベイリー総裁は指摘。景気回復の持続性についての立証責任に言及した。

原題:Bailey Says Risks to U.K. Economy Remain Tilted to the Downside(抜粋)

  

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