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パナソニックが米ブルーヨンダー買収へ、7000億円で調整-報道

更新日時
  • AI活用で製品需要や納期予測のソフト開発、世界約3300社が顧客
  • 自己資金を軸に買収を想定、有利子負債も抱え市場からの調達も検討

パナソニックがサプライチェーン(供給網)の効率化を手がける米ソフトウエア大手、米ブルーヨンダーを買収する方針を固めたと、日経新聞電子版が複数の関係者を引用して8日に報じた。投資額は7000億円を軸に調整しているとしている。

  ブルーヨンダーは、サプライチェーン(供給網)の分野で人工知能(AI)を活用して製品の需要や納期を予測するソフトウエアを手掛け、米ベストバイ、ウォルマート、キャタピラー、コカ・コーラ、独メルセデス・ベンツ、英ユニリーバなど世界約3300社を顧客に持つ。

  パナソニックは2020年にブルーヨンダー株式の20%を約8億ドル(約868億円)で取得していた。米ファンドのブラックストーン・グループニュー・マウンテン・キャピタルが所有する全株式の取得に向けて詰めの協議に入っていると日経新聞は伝えている。実現すれば同社の企業の買収・合併(M&A)としては、11年に約8000億円で旧・三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化して以来の規模となる。

  日経の報道によるとパナソニックは自己資金を軸にした買収を想定しており、現預金は約1兆4000億円ある。ただ、ほぼ同額の有利子負債も抱えており市場からの調達も検討する方向で、買収金額が大幅に膨らめば断念する可能性もあるとしている。

  報道についてパナソニックの広報担当者は、当社が発表したものではないとした上で、本件に関して決定した事実はないと述べた。

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(パナソニックのコメントを追加して記事を更新します)
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