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Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg
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GDP改定値は年率11.7%増に下方修正、民間在庫が減少-10~12月

更新日時
  • 民間在庫変動のマイナス寄与は0.6%、速報値の0.4%から拡大
  • 在庫減少は経済にとって良い材料-ニッセイ基礎研の斎藤氏

2020年10-12月期の実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率11.7%増と、速報値の12.7%増から下方修正された。民間在庫が減少し、マイナス寄与が拡大した。内閣府が9日公表した。

  民間在庫変動のマイナス寄与は0.6%と、速報値の0.4%から拡大した。設備投資は10-12月期の法人企業統計を映し、前期比4.5%増から4.3%増に下方修正された。新型コロナウイルスに対応した各国の景気対策が個人消費や輸出を後押しする中、2四半期連続の2桁成長は維持した。

キーポイント

  • GDP改定値は前期比2.8%増、速報値3.0%増から下方修正(ブルームバーグ調査の予想中央値は3.0%増)
    • 年率換算11.7%増、速報値12.7%増から下方修正(予想12.6%増)
  • 個人消費は2.2%増、速報値2.2%増から横ばい(予想2.2%増)
  • 設備投資は4.3%増、速報値4.5%増から下方修正(予想4.0%増)
  • 輸出は11.1%増、輸入は4.0%増-外需寄与度はプラス1.1%
速報値から下方修正

エコノミストの見方

ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査部長:

  • 日本経済が10-12月期にしっかり持ち直したとの見方を変える必要はない
  • 下方修正の主な要因は在庫。ただ、経済が回復し、需要が戻る中で在庫が減少している。この減少は経済にとって良い材料
  • 家計調査でも示唆されたように、緊急事態宣言の影響で1-3月期のGDPはマイナス成長に戻る。その後はプラス成長ではないか
  • 基調的には日本経済は平常時の水準まで戻しておらず、そこに緩やかに戻っている段階
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(エコノミストコメントを追加して更新しました)
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