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原油相場が一時71ドル台-サウジの原油ターミナルに攻撃

更新日時
  • ラスタヌラ施設にミサイルやドローン攻撃-生産には影響ないもよう
  • 北海ブレント先物はアジア時間帯で一時2.6%上昇

ロンドンの北海ブレント原油先物が8日午前のアジア時間帯の取引で一時2.6%急伸し、1バレル=71ドルを上回った。サウジアラビアにある世界最大の原油ターミナルが7日、ミサイルやドローンによる攻撃を受けたが、生産には影響がなかったもようだ。

  ICEフューチャーズ・ヨーロッパの北海ブレント先物5月限は一時1バレル=71.16ドルと2020年1月以来の高値を付けた。シンガポール時間午前8時46分(日本時間同9時46分)現在では2.2%高の70.87ドル。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は2.2%高の67.54ドル。前営業日には3.5%急伸していた。

  サウジのエネルギー省はペルシャ湾沿岸ラスタヌラの輸出ターミナルにある貯蔵タンクが海側からドローン攻撃を受けたと説明。同ターミナルは世界需要の7%弱に相当する日量650万バレルの石油輸出能力を持ち、世界で最も守りが堅いとされる石油施設の一つ。

サウジ石油施設に攻撃-迎撃により死傷者や原油生産への影響なし

  中東ではイエメンの武装組織フーシ派がサウジに対し一連の攻撃を仕掛けるなど敵対行為がエスカレートしていた。バイデン米政権は先月、シリア東部で親イラン勢力に関連した施設に空爆を実施した。

米軍、シリア東部で親イラン勢力の施設を空爆-国防総省

Oil jumps after an energy facility in the kingdom was attacked

  原油相場は先週、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が予想に反して現在の水準の協調減産を維持することを決めたため急伸。この決定を受け、投資銀行による原油相場見通しの引き上げが相次ぎ、ゴールドマン・サックス・グループはブレントが今年7-9月(第3四半期)に1バレル=80ドルを突破すると予想している。

原題:Oil Jumps Above $71 After Key Saudi Crude Terminal Attacked(抜粋)

(原油相場の数字を更新しました)
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