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米財務長官「インフレ急進の不安当たらず」-長期金利上昇は回復期待

  • 「市場参加者がより力強い回復を見込んでいることが主な理由」
  • 今のペースでも「完全雇用に達するには2年余りかかるだろう」

イエレン米財務長官は最近の米国債利回りの上昇について、インフレが突発的に急加速する見通しを反映しているとの不安は当たらないとの認識を明らかにした。

  イエレン財務長官は5日、PBSニュースアワーとのインタビューで、米連邦準備制度の目標(2%)を上回る水準までインフレが高進すると「市場が予想しているとは思わない」と発言。「長期金利は幾分、だが主に市場参加者がより力強い回復を見込んでいるという理由で上げたと私は考える」と語った。

  2月の非農業部門雇用者数が前月比37万9000人増と、市場予想を大幅に上回る伸びとなったことについては、「37万9000人という雇用者数は大きく聞こえるが、そのペースでも完全雇用に達するには2年余りかかるだろう」と指摘し、400万人が職を失って労働力から離脱したことを考慮すれば、「実質的」な失業率はむしろ10%に近いとの見解を示した。

  景気回復の兆しを考えると、バイデン米政権が推進する1兆9000億ドル(約206兆円)規模の追加経済対策案は行き過ぎではないかとの批判に対しては、「われわれは急回復を望むべきだと思う。長期の失業者は多く、今回の感染症パンデミック(世界的大流行)が人生に変えようのない影響を与えるほど彼らが打撃を受けないよう確実を期す必要がある」と述べた。

  

U.S. yields have surged ahead of stimulus-bill passage

原題:Yellen Plays Down Inflation Fears Amid Surge in Treasury Yields(抜粋)

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