, コンテンツにスキップする

セントルイス連銀総裁、利回り上昇は自然な現象-政策対応の必要ない

  • ツイストオペ、現時点で選択肢にないと思う-ブラード総裁
  • ブラード総裁、さらにハト派的になる必要性を否定

米セントルイス連銀のブラード総裁は5日、米国債利回りが上昇しているのは景気見通しが大きく上向いているからであり、懸念材料ではなく、政策面での行動も必要としないと述べた。

  ブラード総裁はウォートン・ビジネス・ラジオとのインタビューで「秩序を欠いた取引やパニックのような状況がないかどうか、セントラルバンカーとして常に気に掛けている」と発言。「そうなれば私の関心を引くだろうが、今はその段階ではなさどうだ」と述べた。

パウエルFRB議長、ハト派メッセージ発するも市場は失望感 (2)

Rate on 10-year U.S. Treasuries is natural, Bullard says

10年債利回り

出所:ブルームバーグ

  5日の米国債市場では、予想より強かった2月雇用統計をきっかけに利回りが急上昇。その後に落ち着きを取り戻したが、1カ月前に比べればかなり高い水準にある。米連邦準備制度理事会(FRB)が長期債の購入を増やす方向に傾くとの臆測を呼ぶ中、短期債の保有を減らすと同時に長期債を増やすツイストオペを再開するとの見方も浮上した。

  ブラード総裁はツイストオペについて、「現時点でその選択肢はないと思う」と述べ、「非常に強い」米経済見通しと既に緩和的な金融政策を指摘。「従って何らかの行動を起こして、現状よりさらにハト派的になる必要があるという状況には達していない」と説明した。

  利回り上昇の大部分は「非常に自然な」ことだとブラード総裁は表現。「上昇傾向にあるのは自然なことだ。成長見通しが改善しており、単に改善するだけでなく今年以降は極めて強い成長が見込まれ、インフレリスクは上昇しているからだ」と説明した。

原題:Bullard Says Yield Rise Due to ‘Natural’ Causes, Not Disorderly(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE