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SPACの株価、2週間で20%値下がり-急速に熱狂しぼむ

  • SPACのIPOは今年に入り1営業日当たり5件のペース
  • 金利上昇などを背景に成長株に対するセンチメントが悪化

特別買収目的会社(SPAC)の新規株式公開(IPO)は1営業日当たり5件のペースで行われているが、ハイペース過ぎると受け止められている可能性がある。

  SPACを巡る熱狂は株式市場で飽和状態に達する兆しを見せている。幅広いSPACのパフォーマンスを追跡するIPOX・SPAX指数は、2月半ばのピークから約20%値下がりしている。熱狂は急速に高まったが、しぼむのも速かった。金利上昇や割安銘柄へのローテーションの中で、成長株に対するセンチメントが悪化した。SPACは下落局面に入る前、昨年10月の水準から2倍近くに上昇していた。

Index of special purpose acquisition companies declines

  SPACの急成長は、株式市場の投機的な動きの象徴となっていた。著名な企業幹部やアスリート、大手プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社、ベンチャーキャピタル会社が、まだ明らかにされていない将来の投資のためにこぞって資金を調達した。ゴールドマン・サックス・グループ集計のデータによると、2021年1ー2月にSPAC175社がIPOを実施。1営業日当たり約5件のペースとなっている。

  2月だけでも、SPACは月間ベースで過去最高の320億ドル(約3兆4500億円)を調達。現在のペースが続いた場合、今年のIPO規模は今月末までに昨年全体の合計を超える見通しだと、デービッド・コスティン氏率いるゴールドマン・サックスのストラテジストが今週のリポートで指摘。その上で「こうした猛烈なIPOペースは持続不能である可能性が高い」との見方を示した。

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原題:SPAC Froth Turns on Itself With Stocks Plunging 20% in Two Weeks(抜粋)

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