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OPECプラス、来月の増産は見送り-ブレント原油は一時5.7%上昇

  • 例外的にロシアとカザフスタンの増産は容認、それ以外は据え置き
  • サウジアラビアは「万一に備え」て生産の抑制を主張していた

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は来月の増産を見送った。これを受けて増産を見込んでいた原油相場は急伸した。

  OPECプラスは最大で日量150万バレルの生産拡大について協議していた。しかし中心的な役割を果たすサウジアラビアが「万一に備える」よう強く求めたことから、生産を現行水準で据え置くことを決めたと、代表団が明らかにした。ただし例外として、ロシアとカザフスタンについては若干の増産が認められたという。

  ロンドンで取引されている北海ブレンド原油は一時5.7%値上がりした。

  厳しい生産抑制を主張してきたサウジにとって今回の増産見送りは勝利だ。新型コロナウイルスワクチンの接種が広がり、経済がコロナ禍から脱却し始めようとする中で、世界は大幅な供給引き締めやエネルギーコストの上昇、さらにインフレリスクに直面することになる。

原題:OPEC+ Keeps Tight Squeeze on Output, Sending Prices Soaring (1)

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