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米国、対英製品の報復関税を一時停止-英米は広範な通商協定を模索へ

  • 航空機メーカーへの補助金巡り、英国含む欧州と米国は長期対立
  • 停止期間は4カ月、スコッチウイスキーなどが追加関税の対象外に

航空機メーカー、米ボーイングと欧州エアバスへの不当な補助金を巡り、米国と欧州4カ国が長期間にわたり対立している問題で、米国は英国製品に課している報復関税を一時停止する。欧州連合(EU)を離脱した英国と米国の通商交渉にとっては朗報だ。

  英政府は4日の声明で、関税の停止期間は4カ月とし、その間に「この問題に対するバランスの取れた決着を目指す交渉に集中する」と説明した。今回の決定により、スコッチウイスキーやビスケットなど英国から米国への輸入品は、25%の追加関税の対象から外れる。

  英政府はバイデン米政権と広範な通商協定を模索しており、英米間の商取引での関税撤廃は英国の優先事項だった。英国はすでに今年1月、通商摩擦を軽減しようと一部の米国製品について関税を無期限で撤廃している。

  両航空会社への補助金問題は17年間にわたって続いている。英国以外にもエアバスの機体や部品を生産するドイツ、フランス、スペインが米国と争っている。

原題:U.S. Suspends Tariffs on U.K. Goods in Airbus-Boeing Dispute(抜粋)

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