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ECBクノット氏、国債利回り上昇は見通しへの楽観を反映

  • 下期について楽観的になる理由ある、市場は楽観を織り込みつつある
  • 成長とインフレ見通しの改善を反映、それ自体ポジティブな展開

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、国債利回りの上昇は景気改善への期待を反映しているため「ポジティブな展開」だとの考えを示した。

  クノット氏は4日、オンラインで放映された討論会で、現在はワクチン接種の進展状況と企業の健全性について不確実性があるものの、「活動制限が解除されるであろう下期については楽観的になる理由がある」と述べた。「市場はそうした楽観を織り込みつつあるということだ」と語った。

Key Speakers At The IIF Annual Membership Meeting

クノット総裁

  追加経済対策見通しを背景に米国で始まった国債売りは世界に広がったが、ECB当局者はあまり懸念を示していない。

ECB、債券利回り抑制で劇的な行動は必要ないと認識-関係者

  デギンドス副総裁は今週、債券利回りは非常に低い水準から上昇したと指摘。ドイツ連邦銀行のワイトマン総裁は「動きの大きさは特に懸念される展開というほどではない」と述べた。

  クノット氏も同調し、来週の政策委員会での議論は「利回り上昇は成長見通しとインフレ予想の改善を反映しているということを出発点とすべきだ。これはそれ自体、ポジティブな展開だ」と語った。

原題:
ECB’s Knot Says Rising Yields Reflect Optimism About Outlook(抜粋)

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