, コンテンツにスキップする

韓国の検事総長が辞任、文政権と対立-来年の大統領選に出馬の可能性

  • 文政権の検察改革、法の支配壊している-尹検事総長
  • 尹氏は世論調査で高い支持率、与党の出馬有力候補を上回る

韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が辞任した。検察から捜査権を奪おうとする文在寅(ムン・ジェイン)大統領の政策に反発したためで、1年後に予定される大統領選挙の行方に影響を及ぼす可能性がある。

  尹氏は4日、ソウルの大検察庁で記者団に対し、辞任すると表明。文政権は検察から捜査権の大半を奪い新組織に移管しようとしており、尹氏は政権との対立を強めていた。この闘いを巡り、世論の支持は尹氏に集まっている。

  文政権が進める検察改革について、尹氏は「憲法の精神と法の支配が壊されつつある」と批判、「正義というものについてのわれわれの価値観が崩されていくのを目にするのは耐えがたい」と語った。尹氏の発言から約1時間後、大統領府は文氏が辞任を受け入れたと発表した。

  辞任によって、文氏の任期満了で行われる来年3月の大統領選に尹氏が出馬する道が開ける。最近の世論調査で尹氏は最も望ましい次期大統領に挙げられ、支持率は文氏率いる与党勢力で出馬が有力視される全ての候補者を上回っている。

  尹氏は昨年、国に奉仕する複数の方法を考えていると述べ、大統領選に出馬する可能性を否定しなかった。

原題:
South Korea Top Prosecutor Resigns in Fight With President Moon(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE