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中国CIC、20年の対外投資リターンは12%超-「異例な年」に飛躍

  • 強い波風の試練に耐え、比較的良好なリターンを達成した-趙副社長
  • 政協のメンバーである趙氏、政協開幕を前にインタビューに応じた

中国投資(CIC)は2020年に対外投資で12%を超えるリターンを記録した。市場が大きく動揺した1年だったが、1兆ドル(約107兆円)規模の政府系ファンド(SWF)にとって飛躍の年となった。

  昨年のリターン(未監査)により、CICの10年移動平均のリターンはプラス6.6%強と目標を上回った。政策当局がインフレあおることなく景気刺激を図る今年について、同社の趙海英副社長は市場がもっと落ち着くと見込んでいる。

Key Speakers At The 2017 SALT Conference

趙海英氏

 

  全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に合わせて開かれる人民政治協商会議(政協)が北京で4日に開幕するのを前にインタビューに応じた趙氏は、「20年は極めて異例な年だった」と述べた上で、市場の動揺にもかかわらず、CICは長期投資家としての立場を堅持したと説明。「強い波風の試練に耐え、比較的良好なリターンを達成した」と話した。

  政協のメンバーである趙氏によると、CICはテクノロジー株とアジア企業を「オーバーウエート」とすることで資産配分を調整した。MSCIワールド指数は昨年2月から3月にかけて急落したがその後回復し、年間14%高で終えた。

  CICは22年末までに代替投資と直接投資をグローバルポートフォリオの50%に増やすという戦略を続ける。

原題:China’s $1 Trillion Wealth Fund Gains 12% in ‘Unusual Year’ (1)(抜粋)

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