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イタリア初のグリーンボンドに強い需要-ドイツの2倍以上

更新日時
  • 買い注文は800億ユーロ上回る、募集額は85億ユーロ
  • 借り入れコストも抑制、当初の仮条件から利率を2回引き下げ

イタリア政府の初のグリーンボンド(環境債)に、強い需要があった。

  2045年償還のグリーンボンドに対する銀行を通じた買い注文は800億ユーロ(約10兆3000億円)を上回った。募集額は85億ユーロ。昨年のドイツ初のグリーンボンドへの注文の2倍以上だった。欧州各国は新型コロナウイルス禍からの環境に配慮した経済回復を目指し、グリーンボンド市場に着目している。

  ダンスケ銀行のチーフアナリスト、イェンス・ペーターソレンセン氏は「投資家は相変わらず明日がないかのように買っている。グリーン投資家の基盤は拡大が続いている」と話した。

  強い需要に支えられてイタリアは借り入れコストを数ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)抑えることができた。サステナブル資産は有利に扱われる一例で、調達資金の使途が環境プロジェクト向け支出に限定されるグリーンボンドは通常の債券より低いコストでの借り入れが可能になることが多い。

   

Green Debt Surge

This year's ESG debt issuance is already outpacing previous records

Source: Bloomberg, data to Jan. 23

  欧州はサステナブル債のメッカで、コロナ禍からの復興基金のための発行が年内に始まれば、欧州連合(EU)は世界最大のグリーンボンド発行体となる見込み。

  イタリアは先週、グリーンボンド発行の枠組みを公表したが、今後数カ月に策定される予定のEUのグリーンボンド基準にできる限り沿うようにしたと説明した。

  政府はグリーンボンドの利率を当初の仮条件から2回引き下げ、最終的に2041年償還債に12bp上乗せと、当初の15bpから縮小させた。

原題:Italy’s Green Bond Demand Smashes Peers in Debut Offering (3)Italy Goes Green for the First Time With Inaugural Bond Sale

(需要などの情報を追加します)
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