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JPモルガン、マンハッタンのオフィス縮小検討-転貸が選択肢

  • 金融街とハドソンヤードのオフィススペース転貸を計画
  • コロナ禍の在宅勤務化で企業は不動産ニーズを見直し

米銀JPモルガン・チェースはニューヨーク市マンハッタンのオフィススペースを縮小するため、一部で転貸を目指している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、企業は不動産の必要性を再評価している。

  関係者が匿名を条件に話したところによれば、JPモルガンが転貸を検討しているのは、金融街にあるオフィスビル「4ニューヨーク・プラザ」の70万平方フィート(約6万5000平方メートル)近いスペースと、ハドソンヤード地域にある「5マンハッタン・ウエスト」の10万平方フィート余り。ジョーンズ・ラング・ラサールのブローカーがこれら物件のマーケティングに当たっている。

  JPモルガンの広報担当マイケル・フスコ氏は電子メールで「現在の状況や当社の商業用不動産ニーズへの影響について把握と対応を続けている段階で、詳細についてコメントするのは時期尚早だ」と説明。「当社はニューヨークにコミットしており、ここに新本社を置いて今後50年間の計画を立てている」と付け加えた。

  JPモルガンはパーク街に新しい本社ビルを建設中。完成すればマンハッタンで最大級となり、複数のオフィスが集約される予定。ただ、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は1日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、パンデミック対応の在宅勤務化が事業運営面の恒久的変化につながる可能性があり、企業の不動産ニーズは減ると予想。「ニューヨークは少し厳しい時期を迎えるかもしれない。不動産ニーズはすぐに低下する。従業員100人に対して100席は不要であり、必要になるのは60席程度だろう」と語った。

原題:
JPMorgan Seeks to Reduce Office Space in Two Manhattan Towers(抜粋)

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