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香港、SPAC上場容認を検討-陳茂波財政官インタビュー

  • 香港取引所と規制当局にSPAC上場の検討求め「真剣に研究中」
  • 印紙税率引き上げ、金融ハブの地位を損ねるとの批判には反論

香港の陳茂波財政官は2日、特別買収目的会社(SPAC)の上場容認を検討していることを明らかにした。米国でM&A(企業の合併・買収)熱に拍車を掛けている新たな手法を香港も取り入れる可能性がある。

  陳財政官はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、香港政府が香港取引所と金融規制当局にSPAC上場を検討するよう求めたと説明。その目的は投資家保護を支えつつ、新たな資金調達の手配を認めることだとし、「われわれは真剣に研究している」と具体的なスケジュールを示さずに述べた。

Hong Kong Financial Secretary Paul Chan Sees Property Holding Up Despite Turmoil

香港の陳茂波財政官

写真家:Paul Yeung / Bloomberg

  香港にとってアジアの主要な競争相手であるシンガポールもSPACへの門戸開放を検討中。李嘉誠氏ら香港の富豪は米国でSPACを通じた資金調達を計画している。

  陳財政官は先週発表した株式取引の印紙税率を30%引き上げる方針について、金融ハブの地位を損ねるとの批判に反論。「現時点までの情報に基づくと、今回の小幅な印紙増税がわれわれの競争力を損ねるとは考えていない」と語り、政府が税率引き上げを撤回する計画はなく、現時点では追加引き上げも見込んでいないと述べた。

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原題:Hong Kong Explores SPAC Listings to Get In on Deal Boom(抜粋)

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