, コンテンツにスキップする

米国の超富裕層100人は総額780億ドル納税も-ウォーレン議員の増税案

  • 法案成立ならベゾス氏は追加納税54億ドル、マスク氏は52億ドル
  • 米国の超富裕層100人の資産は昨年5980億ドル増加-ビリオネア指数

エリザベス・ウォーレン米上院議員らが1日に提出した富裕税が実施されれば、米国の超富裕層100人は個人資産から合計約780億ドル(約8兆3300億円)を納税することになる。

  「ウルトラ・ミリオネア・タックス(超富裕税)」法案は、資産が5000万ドル超の世帯に年間2%、10億ドル超の世帯には年間3%の納税を義務付ける。ただ、同案は議会で審議が進む可能性は低い。

  ブルームバーグの分析によれば、世界一の富豪のジェフ・ベゾス氏は同法案が成立した場合、2021年に少なくとも54億ドルを追加で徴収される。イーロン・マスク氏は52億ドル、ビル・ゲイツ氏は40億ドル、マーク・ザッカーバーグ氏は29億ドルの追加負担となる。

Raiding America's Richest

How much the Ultra Millionaire Tax could cost the top 10 richest in the U.S.

  ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、米国の超富裕層100人の資産は2020年に5980億ドル増加した。富裕税が実施されれば資産増加分の13%が徴収される計算だ。

  バイデン米大統領は企業と富裕層を対象とした増税を提案しているものの、一部民主党議員らと共に富裕税については支持していない。同案の反対派は運営の難しさに言及し、保守派判事が支配する連邦最高裁によって最終的に違憲と判断されると主張している。

  カリフォルニア大学バークレー校のエマニュエル・サエズ教授とガブリエル・ザックマン教授の分析によれば、約10万世帯とおよそ1000人のビリオネアが提案された富裕税の課税対象となり、納税額は10年で3兆ドル程度に上ると試算される。

原題:Richest 100 Americans Would Pay $78 Billion Under Warren Tax(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE