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マンハッタンの高級住宅オーナー、損失覚悟が物件売却の鍵

  • ピーク時に購入のオーナー、売れ残り物件だぶつく中で価値目減り
  • 頼もしい買い手だった海外勢ほとんど消え、地元の富裕層が安値拾い

米ニューヨーク市マンハッタンの高級集合住宅で先週見られた契約には、一つの共通点があった。売り手が損失を被るということだ。

  不動産仲介会社オルシャン・リアルティのリポートによると、最大級の案件は2ユニットで合計売却希望価格が約2600万ドル(約27億8000万円)の物件で、3年間にわたる断続的な売り出しの末に買い手が見つかった。この集合住宅物件のオーナーは投資用に3130万ドルを支払って2016年に購入し、翌年4000万ドルでの売却を目指していた。

  取引が完了するまで最終的な売却価格は不明だが、売却希望価格からすると少なくとも購入価格から17%の損失が生じることになる。

  マンハッタン高級集合住宅ブームのピークはわずか数年前。その時に購入したオーナーらは、売れ残り物件がだぶつく中で資産価値の目減りを目の当たりにしている。かつて頼もしい買い手だった海外の投資家はほとんど消え、地元の富裕層が安値拾いに向け在庫を物色している。

原題:Manhattan Luxury Homeowners Find Key to Sale Is Accepting a Loss(抜粋)

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