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コロナワクチン、1回接種で入院80%抑制-ファイザーもアストラも

  • 1回の接種で70歳以上の発症も約60%抑制-英PHE報告書
  • データは「ワクチンが機能していることを示唆」と英保健相

新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンはファイザー製でもアストラゼネカ製でも、1回の接種で70歳以上の高齢者の入院を約80%減らせることが、英イングランド公衆衛生局(PHE)の研究報告書で明らかになった。

  1日公表の同報告書によると、1回の接種で70歳以上の発症を約60%抑制することも分かった。英国のワクチン接種プログラムを一段と後押しする内容だ。

  ハンコック保健相はロンドンでの記者会見で、データは「ワクチンが機能していることを示唆する」と指摘。ただ、3回目の全国的なロックダウン(都市封鎖)の「ルールを引き続き順守する」よう国民に求めた。英国ではこれまで、成人の約3人に1人に相当する2020万人余りが1回目の接種を受けている。

  今回の研究結果を受け、アストラゼネカ製ワクチンは高齢者への有効性が相対的に低いとの懸念が和らぐ見通し。一部の欧州連合(EU)加盟国は高齢者への有効性に関する治験データ不足を理由に、比較的若い年齢層のみ接種を認めている。できるだけ多くの人々への接種を急ぐため、ファイザーやアストラゼネカなどのワクチンで2回目の接種を遅らせるという英国の判断にとっても今回の結果は追い風だ。

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  一方、ハンコック保健相は、詳細なデータを見ると、初回接種から35日後の予防効果でアストラゼネカ製がファイザー製より若干勝っていると指摘。ただ両方とも結果がかなり強力であることは明らかだと説明した。

原題:
Pfizer or AstraZeneca Single Dose Cuts Hospitalizations by 80%(抜粋)

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