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Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg
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日本株は反落、商品市況安や米株先物安が重し-商社など市況関連売り

更新日時
  • 1日の米原油先物は約1週間ぶりの安値、英LME金属市況も安い
  • 米10年債利回りは1.42%、アジア時間2日の米株先物は下落
Buildings and pedestrians reflected on an electronic stock board outside a securities firm in the Shinjuku district of Tokyo, Japan, on Wednesday, Feb. 17, 2021. A surge in Japanese shares this week has pushed the Nikkei 225 past the 30,000 level for the first time since 1990.
Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg

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2日の東京株式相場は反落。米国の長期金利の先行きを見極めたいとして買いが手控えられる中、原油など商品市況安や米株先物安が重しとなった。商社や鉱業、非鉄金属などといった市況関連をはじめ、サービスや小売りなど内需関連も売られた。

  • TOPIXの終値は前日比7.63ポイント(0.4%)安の1894.85
  • 日経平均株価は255円33銭(0.9%)安の2万9408円17銭

〈きょうのポイント〉

  • 1日の米ニューヨーク原油先物は1.4%安の1バレル=60.64ドルと約1週間ぶりの安値-OPECプラスの会合控え
    • ロンドン金属取引所(LME)の金属市況も下落
  • 1日の米10年債利回りは1.42%、1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇
  • 米供給管理協会(ISM)製造業景況指数は3年ぶり高水準-仕入価格が上昇

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は「過剰流動性相場の中で金利上昇を深刻にみていない投資家の押し目買い意欲が強い」とする半面、「ここまで一本調子で来たので利益確定は出てくる。皆が皆強気なわけではない」とも述べた。その上で、ことしの株式市場は、金利とインフレの状況をにらみながらの展開になりそうだとみていた。

  朝方こそ上昇して始まったものの、午前半ばに主要指数は失速。今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が4日に米経済について発言する予定など、米金融当局者の発言や重要経済指標が相次ぐ。米国株のボラティリティー(変動性)が高まっているだけに、アジア時間2日の米株先物が軟調に推移したことで日本株の見直し買いも続かなかった。

  ただ、大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、「商品市況の上昇による物価への影響を米金利は一気に先回りして織り込んだが、投機的な動きは一巡しつつある」と分析。欧州中央銀行(ECB)が急激な金利上昇を看過しない姿勢を示したのに続き、「米金融当局者のスタンスが今週明らかになれば金利は落ち着いてくる可能性がある」と話していた。

  • 東証33業種では海運や空運、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気・ガスが下落
  • 機械や精密機器、証券・商品先物取引は上昇
午前半ばに失速
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