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米ISM製造業景況指数、3年ぶり高水準-仕入れ価格が上昇

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した2月の製造業総合景況指数は、3年ぶりの高水準となった。部品不足が逆風となる中、原材料コストの指数が2008年以来の水準に達した。

キーポイント
  • ISM製造業総合景況指数は60.8
    • 前月の58.7から上昇
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の58.9を上回る
    • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
U.S. manufacturing strengthens on orders, production while input prices soar

インサイト

  • 在庫水準が低く、家計と企業からの需要は年初から堅調に推移しているが、製造業者は原材料費の高騰や人員のやり繰り上の混乱、輸送費上昇にあえいでいる。仕入れ価格指数は4ポイント近く上昇して86と、08年7月以来の高水準
  • ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長:
    • 「回答企業とその供給業者が抱える労働市場関連の困難は製造業による景気拡大を抑制し続けており、サプライチェーン全体で雇用水準と工場の操業が正常化するまで生産拡大の主な抑制要因となるだろう」
  • 半導体不足で一部の自動車工場は操業停止に追い込まれた。供給面の混乱は主に、新型コロナウイルス流行で在宅勤務が拡大したことに伴う電子機器やコンピューターの需要急増に関連している

詳細

  • 2月統計の細目では受注残が64と、04年4月以来の高水準
  • 入荷遅延は4ポイント近く上昇し72となった
  • 生産は63.2-2.5ポイントの上昇
  • 新規受注は64.8-3.7ポイントの上昇
  • 雇用はほぼ2年ぶりの高水準-需要に応えようと、生産施設は人員を増強している
  • 18業種のうち、繊維や電気機器・家電、一次金属など16業種が活動の拡大を報告
  • 統計表

原題:U.S. Manufacturing Expands Most in Three Years as Prices Climb(抜粋)

(統計の詳細やチャートを追加し更新します)
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