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ECB、パンデミック緊急購入の債券買いを先週減速-利回り上昇の中

欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を通じて行う債券の買い入れペースは、先週減速した。先週は世界的な債券利回り上昇が景気回復を腰折れさせるリスクを当局者が相次ぎ警告していた。

  ECBがPEPPの枠内で決済を済ませた購入額は120億ユーロ(約1兆5400億円)。前週は172億ユーロだった。ECBの報道官は購入が減速した理由について、より大規模な償還があったためだと説明した。

  国債価格の下落は中央銀行にとって懸念材料になる。企業や家計に対する貸出金利の指標である利回りが押し上げられるからだ。ECB当局者は先週、不当な利回り上昇を阻止すると表明したが、口先介入による債券売り抑止効果はわずかだった。

  なお債券購入の決済やECBの記録に反映されるまでに数日かかるため、今回の発表には2月25、26日の注文分は含まれていない。

原題:ECB Slows Pandemic Purchases Despite Concerns Over Bond Rout(抜粋)

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