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ブレイナードFRB理事、コロナでストレス受けた市場の改革計画提示

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は金融システムの改善を目指した今後数カ月の広範な規制改革案を示した。現行の金融システムはあまりに脆弱(ぜいじゃく)で新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による衝撃に耐えられなかったことが分かった上、公的資金を後ろ盾とした緊急ファシリティーによる前例のない支援を要したと説明した。

  ブレイナード理事は1日、国際銀行協会(IIB)向けの講演で「規制監督当局や国際基準設定機関は、ぜいじゃく性が残る分野について新型コロナのショックから重要な教訓を得る機会を有している」と発言。「ノンバンクの金融仲介市場や短期資金調達市場における未解消の構造的なぜいじゃく性に対応するため、複数の常識的な改革が必要だ」と述べた。発言は講演原稿に基づく。

  ブレイナード氏は規制見直しの対象として米国債やマネーマーケットファンド(MMF)など一部の主要市場を挙げた。

  MMF取り付けで「金融状況や経済全般への影響を軽減するため、政策介入の必要性が生じた」とし、過去12年間で2度目のことだと指摘した。

  同理事はさらに、新型コロナによる金融ストレスは債券ミューチュアルファンドや米国債市場の流動性リスクも浮き彫りにしたと話した。

原題:
Fed’s Brainard Sets out Reform Plan for Covid-Stressed Markets(抜粋)

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