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英中銀、債券売りについて米国寄りの姿勢-景気回復への期待との見方

  • 英・米の見方はアジアの中銀や欧州中央銀行とかい離
  • 短期市場では利下げの確率ゼロに-マイナス金利臆測から一転

債券利回りを巡るトレーダーと中央銀行の攻防の中で、イングランド銀行(英中銀)は米連邦準備制度と並んで、アジアの中銀や欧州中央銀行(ECB)より楽観的な見方をしている。

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  先週後半に初めてこの問題について語った英中銀当局者らは、債券利回り上昇は景気急回復への期待によるものだと、米当局と同様の見方を示した。新型コロナウイルス感染拡大の初期のような市場混乱が再び起きるとは懸念していない。

Britain's vaccine rollout has boosted the outlook for growth and inflation

  英国債は先進国債券の中でも大きく売り込まれ、10年超の利回りは現在、新型コロナ前の水準を0.5ポイント上回っている。マイナス金利採用の臆測が数カ月にわたりくすぶっていた短期市場では、利下げの可能性を完全に消した。

Other bond markets like the U.K. have seen rates surge the most in recent memory

  それでも、ラムズデン副総裁は利回り上昇を「経済が明るさを増したことの当然の結果」だと考えていると述べ、チーフエコノミストのアンディー・ホールデン氏は中銀と金融市場がインフレリスクを過小評価しているリスクを指摘した。

英中銀副総裁、利回り上昇は「経済が明るさ増したため当然の結果」

英中銀チーフエコノミスト、インフレに対し中銀が油断するリスク指摘

  これらの発言を受けて市場の臆測の焦点は追加緩和から、現在の緩和策を縮小する時期に移った。

原題:
Bank of England Aligns With the Fed Over Rout in Bond Market(抜粋)

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